ライフワークバランスの話
なみお家のライフワークバランスの話。
なみお家は私も妻も共働きで、未就学の子供がいます。
そしてどうしても起こるのが子供が熱を出して仕事を休まなければならない・・・。という事です。なかなか悩ましい問題です。
教員が仕事を休む時
教員の休暇というのはきちんと法律で定まっています。
詳しくはリンク先をご参照ください。私のような公立校の教員は地方公務員にあたるので、都道府県(政令市の場合は市)ごとに条例で定められています。私の勤務する都道府県では年次休暇、特別休暇(夏季休暇、結婚休暇、療養休暇など)、介護休暇のほかに子育て支援制度に定められた「子育て休暇」というものがあります。
子供が熱を出して休むほかにも、子供の授業参観、個人面談、そのほか子供の事情に合わせて取得することができます。
実際休むことはできるのか?
できます。よほどのハラスメント管理職に当たらなければ承諾を得て休暇を取ることができます。私の職場は子育て世代が多く、ありがたいことにかなりこの休暇を取りやすくなっています。
実際今月に入って何日か子供の体調不良で休んでいます。でも、それは他の人も同じです。他の人が休んだ時は空きコマの時に教室に入り、プリントを印刷し、授業や行事の準備などできることは進めてしまいます。・・・というように、もちつもたれつの関係が自然と成り立っています。私の職場では「子育て同盟」とかよんでます。
それでも子供は毎日学校にやってくる
休んでいる間も子供たちの日常は続いて行きます。教室を閉めるわけにはいきません。
そんなこんなでお休みをいただくのは非常に罪悪感・・・変なところで責任感みたいなものが出てきてしまうものです。子供たちの学習を保障するために、色々な先生が補教に入るわけです。
しかしそんな生活も今では慣れてしまい、休むときは休む!もう諦めがついてきています。何があっても子供を置いては仕事に行けません。なので諦めるしかないのです。
子供の保育園の話
なみお家はどちらも実家が遠いので、なかなか実家の力を頼ることができません。なので、私か妻かどちらかが朝保育園に送り、どちらかが迎えをします。
急な面談が入ってしまったり、仕事があったりしたときは別ですが。この辺りはみなさんどうやりくりしているのでしょう・・・。
話は変わりますが、実は保育園に入れる前、保育園が決まらずいわゆる”待機児童”になったことがあります。(その後、入れることになったのですが・・・。
管理職に保育園に入れなかったらどうなるのか・・・。と相談したことがあります。非常に親身になってくれる校長先生で、教職員必携(管理職がもつ教育六法や県の条例が網羅された辞書)をひっくり返したり、教育委員会に問い合わせてくれたり・・・色々な手立てを考えてくれましたが結果・・・
教員の子供の保育園が決まらなかった場合、3歳になるまで育児休暇を強制的に取る。
それもできない場合は失職!なんだそうです・・・。
公務員でも失職してしまう待機児童問題おそろしや・・・。まぁ、色々方法はあるのだと思いますが。
子どもを育てる仕事ですが、自分の子供を育てるのが一番難しいというなんとも皮肉な仕事。笑
そんなこんなで、こんな記事を書いていたからかわかりませんが、またしても子供が熱を出したので明日はお休みをもらう予定です。はぁ〜。。。