なみおさんの日記

教育したりされたりする仕事をしています。

今年度もひと段落。

 お久しぶりです。週一更新!と息巻いていましたが、口だけの男のようです。(苦笑

 今年度もあと二ヶ月。まとめの時期に入ろうとしています。研究授業も終わり、少し落ち着きました。

 今年は5年生担任ですが、持ちあがるのかどうなのか、校内人事はフタを開けるまではわからない。一年勝負のつもりでやることが大切だと、思っています。

 

反省点。どんな子供や学級に育てたかったのか。ビジョンの欠落

 自分の大きな反省点です。5年生は忙しく、できれば避けて通りたいと思われがちな学年とも言われます。それに加えて体育主任という重い分掌を任されてしまったために、あまり学級に手をかけられなかったということもあります。言い訳ですが。

 振り返ってみても、この一年間でどんな子供達を育てたかったのか。と問われると、はっきりとした答えが見当たらないなぁと思います。子供達の実態を見て、どんな学級経営を進めていくのか、当たり前のことですが、改めて考えてみると非常に大事なことだと、反省し、勉強になりました。こういう教員になってはいけません。

 

その中でも希望はある

 1月のある日、研究授業がありました。その中のやりとりで、たまたま子供の意見をうまく拾えたことがあって、その子供のことを励まし、ものすごく褒めました。すると、他の子も続いて一生懸命、真剣に自分の考えや意見を伝えようとする場面がありました。子供達は「よかったよ!」「君の持っている力はすごい!」「もう一度やってみよう!」こんな当たり前の励ましの言葉を、担任である私からからかけられるのを待っていたんだな・・・。と。恥ずかしながら涙が出るくらい反省しました。

 自分にはこの子たちにやれることまだまだ残されている。

 

短いですがこの辺で。